5月19日に志龍講堂で第32回志龍塾が行われ、静岡県立大学学長で歴史人口学者の鬼頭宏先生が「最新の人口推計が示す日本の将来~未来社会をデザインしよう~」というテーマで日本の人口減少から見る未来の社会についての講演を行いました。鬼頭先生はご自身が人口学を志した動機から語りはじめ、戦後の多産多死から多産少死への人口転換が起こり、さらに「静止人口」という国家目標もあって現在の少産少死という状況に至ったのは必然であるという説明をされ、今後は晩婚や非婚化の対策やワークライフバランスの対策、国からの補助などが人口の減少を乗り越えていく鍵であり、若い世代に「未来を発明する気持ちを持とう」と訴えかけてくださいました。なお、志龍塾開演に先だって、志太勤志龍塾長に櫻井校長より感謝状が贈られました。
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