第25回「『為せば成る』前途洋々の韮高生への期待~私の体験から~」三島市長 豊岡武士氏講演

本校OBでいらっしゃる志太勤氏(株式会社シダックス代表)の御厚意で開催される「志龍塾」。

各界で活躍される方を講師としてお招きして講演をしていただくという内容ですが、今回は静岡県三島市の現職市長でいらっしゃる豊岡武士氏にお話をしていただきました。

豊岡氏は韮山高校のOB(高13回)でもあります。野球部に所属して甲子園を目指していた高校時代から、獣医師を目指していた大学時代、主として農政畑を歩んでいらした静岡県職員時代、災害危機管理に関わる部署でのお話や県議会議員の頃のお話など、変化に富んだキャリアの持ち主らしいダイナミックな人生を送られた経験をお話ししていただきました。

その都度最善と思われる選択をし、可能な限り学んで全力で仕事にぶつかってきた講話から、生徒は多くのものを感じ取ったようです。

特に危機管理部門での業務のお話では、「災害情報は空振りの三振があってもいいが、見逃しの三振があってはならない(※市民に対し注意情報を発し、結果として問題が生じないことがあってもいいが、危険の可能性があるにもかかわらず二の足を踏んで注意喚起をしないで過ごすような姿勢があってはならない、という意味です)」という言葉には、強い意志と仕事に対する誠実さが込められていました。

リーダーたる人間に必要な姿勢を、熱弁していただきました。

韮高生にとって、大きな刺激になったようです。

豊岡武士氏をはじめ、この講演会の実現に向けて御尽力していただきました皆様、本当にありがとうございました。

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